自社株の評価額を大まかに把握する

会社を後継者に譲渡する(事業承継)または相続する時に、資産の中でも最も大きな割合を占めるのが自社の株式。

株式評価額の計算は、類似業種比準価額方式と純資産価額方式を会社の規模に従い組み合わせて計算しますが、複雑な計算は専門家にお任せするとして、今日は経営者が自分で把握しておくべきザックリとした株価の出し方を。 続きを読む

永遠に来ない次の60日  (終身医療60日型の落とし穴)

「終身医療保険」に加入して「これで一生、入院費の心配はしなくて済む」と思っていたのに、実際に入退院を繰り返したら給付金がちゃんと出たのは最初だけで、あとは一銭も出なかった、としたらいかがでしょうか。

保障は切れてないし、保険料も毎月払っているのに、入院してもお金がおりない医療保険  ……なんで???(~。~;)? 続きを読む

「今日のお仕事」会社保険の見直し

仙台市の企業。会社契約/社長が被保険者のいくつかある生命保険のうち、5年更新型の定期保険 5,000万円(@33,000)の見直し依頼。これは5年毎に保険料が3〜5割上がっていくもので、短期間の保障準備なら最適な商品。しかし事業承継&会長就任が視野に入ってきた現在は、その会長職の期間も含め値上がりなしにカバーする保障の方がベターとのこと。 続きを読む

出産と保険給付金の関係、誤解と間違い

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皆さんの身近に近年出産された方、若しくはこれから出産される方はいらっしゃいますか?

無事に出産した後に、「そう言えば私も保険入ってたわね」、だけど「うちは”異常分娩”じゃなかったから保険は出ないのよね」と請求しない方がとても多いですが、勝手にそう判断するのは実は勿体ないことなんです。 続きを読む

ガン保険ってどこの会社の何がいいの?

 

 ガン保険は多くの会社からいろんな名前の商品が出ていて、また特約の数も数限りなくあります。なので業界の人間でも把握しきれないくらいですし、消費者が迷われるのも無理もありません。

しかしガン保険の進化の歴史から考えてみると、意外に求めるものが見えてくるかもしれません。今回は大きく3つに分けてみました。

1) 黎明期「死亡保険金型」… 続きを読む

相続税が関係するのは3人に1人…

今現在、相続が直接関係ない方だと知らない人も多いですが、今年(H27年)の1月1日より相続税の基礎控除が変わりました。

計算式は「基礎控除3,000万円+600万円×相続人数」で、具体的には相続人が1名の場合の非課税額は3,600万円、相続人が2名の場合は4,200万円となります。 続きを読む

労災保険についてたまに聞かれること

「入札の関係あるから、(大きな事故はともかく)小さいケガだと労災保険は使いづらいよね〜」とは建設会社などでよく交わされる会話。改めて労災保険について少し。

(労災保険とは…厚生労働省主管の保険で、運用母体は政府。労働者を雇用する場合には加入が義務)
(業務上の事故は原則として健康保険は使えず、労災を使うことが法律で定められています。素朴な疑問に対する知識としてお読みください。) 続きを読む