「お金持ちは生命保険に入る必要はない」は本当か?

生命保険は万が一の時に自分や家族の生活を保障するものだから、お金の無い人ほど必要で、逆にお金持ちには保険が必要ない、と言われる事がよくあります。

果たしてそうなのでしょうか。

生命保険の中のいわゆる「医療保険」に関しては、確かに必要ないかもしれません。健康保険は3割負担ですし、仮に多額の治療費が掛かったとしても「高額療養費制度」で実際の自己負担は低く抑えられます (※所得に応じて変わります 続きを読む

メモ「相続対策」② 非課税枠の活用 (ダイヤモンドオンライン記事より抜粋)

被相続人の死亡によって取得した保険金や死亡退職金には、「3000万円+600万円×法定相続人の数」で計算される通常の基礎控除とは別に、「500万円×法定相続人の数」の非課税限度額が適用されます。例えば、法定相続人が4人いる場合、2000万円までの死亡保険金には相続税が一切かかりません。

親の保険も見直そう
威力絶大の生命保険ですが、驚くことに相続税を申告した人の76%は生命保険の非課税枠を使い切っていません。 続きを読む

メモ「相続対策」①バブル時代の不動産相続対策 (ダイヤモンドオンライン記事より抜粋)

過去に、無理な相続税対策が横行した時代がありました。バブルの頃の話です。

その代表が、借金をして不動産投資をするというものでした。相続対策で不動産に投資する最大のメリットは、時価と評価額の差が大きいことです。それに加えて借金をすれば、負債額を相続財産から差し引くことができます。

借り入れをしてほしい金融機関の熱心なすすめもあり、急激な地価上昇で相続税が払えなくなるのをおそれた土地所有者などが、先を競うようにこの相続税対策をしました。

しかし、それから間もなくバブルが崩壊。 続きを読む

「今日のお仕事」葬儀社向け 相続と遺言の基礎知識 (研修会)

本日は仙台市の葬儀社での社員研修を担当。

深くなくとも広い知識を社員が備え、顧客にもう一言心のこもった言葉を掛けて寄り添うことが、これからの時代のさらなるサービスである、との社長の想いから開催。

なるべく分かり易く、かつ面白く話が出来たかなと思います(^^)  具体的なトラブルの話はやはり食い付きが違います! 続きを読む

メモ「不動産相続と地価の関係、及び自己破産」  (相続税延納物納ネットの記事より)

相続税延納物納ネット さんがとても分かり易くまとめていらっしゃるので抜粋。
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地価下落となると大地主さんは相続破産の危機を迎えます。

相続税の最高税率は50%です。路線価は公示価格の80%相当ですが、ここでは路線価を時価とし、全財産を更地としましよう。

税率50%なら相続税納税のため全体の50%の土地を失うことになります。100の資産のうち50を失います。現実には自宅や事業用地は残さないといけないですし、50%を失うのは極めて大変なことです。 続きを読む

メモ「日本に金持ちがいない理由」藤巻健史氏(ライブドアニュースより)

とても分かりやすかったのでメモメモ
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格差是正の名目でただでさえ累進性のきつい所得税をよりきつくし、相続税も重税化した結果、日本は、小金持ちにとって並外れて厳しい国になってしまった。

所得税+住民税の最高税率55%、相続税の最高税率55%だから、ある一定以上の収入を稼ぐと、さらに100万円を稼いでも子供に20万2500円しか残せない( 100万円×45%×45% )。

これでは、その段階に達した時点で働くのをやめてしまうだろう。そこから失敗して大損の可能性がある一方、成功してもリターンが少ない「ハイリスク・ローリターン」の世界に突入するなら当然の判断だ。

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(※参考) 続きを読む

子や孫に贈与するならいくらがお得?110万円?310万円?

相続対策の一つとして元気なうちに贈与しておくというのがあります。しかし贈与税は日本において最も高い税率。どのくらいの額を贈与していくのが最も効率的なのでしょうか。

一番お得なのは、もちろん非課税額(基礎控除)である110万円。この範囲であれは税金は掛かりません。とは言うものの、多額の相続財産や中小企業の自社株など移していくには額が少なすぎます。 続きを読む