会社代表者に生命保険を掛ける場合、節税や簿外資産形成などを主目的として掛けることが広く見られます。
これ自体は間違っていませんが、しっかりと必要額を計算していなかったばかりに、経営者のご家族が多額の債務を負ってしまうというケースが実は多々見うけられます。
では経営者が準備しておくべき最低限の基準となる額はいくらなのか。
借入金の合計額?? 向こう半年の運転資金分?? 死亡退職金と弔慰金の合計??
……全て違います!
正解は「社長が亡くなった時に、会社の資産を全て現金化して、会社の負債を全て清算できるかどうか。」
会社を畳む(廃業する)場合でも、後継者に継承する事が決まっている場合でも、考え方は同じです。
具体的な計算方法については、次回見ていきたいと思います(^^)