会社で保険に入るなら、役員の保障であっても従業員の保障であっても、まずは団体保険の導入で基礎的な保障を準備するのが効率的ですよ、というお話です。
保険料を比較してみましょう。
【契約形態】
契約者 : 会社
被保険者 : 50歳 社長 (男性)
受取人 : 契約者または被保険者(選択は任意)
保険金額 : 3,000万円
払方 : 月払い
【保険料例/月払い】
① 終身保険 @73,380円
② 100歳定期 @102,450円
③ 逓増定期 @298,230円
④ 10年定期 @19,200円
⑤ 団体保険
a. 10名加入(社長 3,000万円+ 他200万円) @16,272円
(1名あたりの平均保険料 1,627円)
b. 30名加入(社長 3,000万円+ 他200万円) @21,208円
(1名あたりの平均保険料 706円)
c. 50名加入(社長 3,000万円+ 他200万円) @25,984円
(1名あたりの平均保険料 519円)
d. 100名加入(社長 3,000万円+ 他200万円)@35,112円
(1名あたりの平均保険料 351円)
※計算は、社長以外の平均年齢 35歳、男女同比、社長以外の保険金額 200万円とした。
いかがでしょうか。
社長一人で入るよりも全員まとめて入った方が単純に保険料が安くなるなんて!しかも社員の保障は弔慰金として福利厚生の充実となります。
普通の生命保険は被保険者個別に保険料を計算するのに対し、団体保険は役員や従業員など全員をまとめて一人 (一つの団体)とみなして保険料を計算するので、人数が多ければ多いほどスケールメリットが効きます。
解約返戻金を活用するタイプの保険はもちろん大切ですが、資金繰りや設備投資などで資金を使おうとすると保障も無くなってしまうもの。会社保障の基礎として、団体保険をお勧めします。